> 酒造仲間 > 摂泉十二郷早造禁止申合書
江戸後期になると江戸積酒造業の発展は、一方で江戸市場における酒の供給過剰を引き起こし、酒価の暴落をもたらした。江戸積酒造業者は共倒れの危険から自らを守るために酒造仲間の結束を固め、自主規制の申合を度々行った。この史料も江戸積摂泉十二郷の酒造家達が新酒の醸造開始日を厳守するように自主的に規制した申合書である。