経済思想家の手稿と自筆書簡

[Letter] 1868 March 23, Owens College, Manchester [to] Hendricks

W.S.ジェヴオンズのF.へンドリックス宛自筆書簡第2書簡 (1868年3月23日)

関西学院大学図書館が所蔵するジェヴォンズの書簡は、 そのほとんどが王立統計教会の副会長で、Decimal Coinage(1866)の著者であるFrederick Hendricks (1827-1909)宛の書簡である。
この第2書簡は、1867年6月にパリで開催された国際 貨幣会議で提出された「一般的な国際貨幣制度のため の共通の基盤を確保する最上の方法」についての勧告 を討論するために組織されたハリファックス卿を議長 とする国際貨幣制度王立委員会で1868年4月24日に ジェヴォンズが証言することに関してヘンドリックス に協力を求めた書簡である。
Papers and Correspondence of William Stanley Jevons(ed. by R.D.Collison Black) にも未収録の書簡である。 井上琢智「W.S.ジェヴォンズとラテン貨幣同盟- ジェヴォンズとF.ヘンドリックス-」(『経済学 論究』第48巻第3号、1994年)、「W.S.ジェヴォ ンズとF.ヘンドリックス-ジェヴォンズの未発表 8通の書簡について-」(『経済学論究』第48巻 第4号、1995年)

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