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新約聖書希伯来書(ヘブライ書)

新約聖書希伯来書(ヘブライ書)

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書名新約聖書希伯来書(ヘブライ書)
出版者名米國聖書會社
出版年1876(明治9)年
配架場所上ケ原特別文庫
請求記号080:M-303

解説

 この時代に出版された日本語訳聖書の中には海外の聖書会社が発行したものが多く見られる。1875(明治8)年に、北英国(スコットランド)聖書会社(NBSS)が、横浜で聖書事業を始めた。また、1876(明治9)年には米国聖書会社(ABS)、大英国聖書会社(BFBS)がそれぞれの支社を横浜に開設した。この聖書は、米国聖書会社が開設間もない1877(明治10)年に横浜で発行したものである。
 希伯来書(ヘブライ書)は、パウロ、バルナバ、アポロ、ルカ、ピリポ、プリスキラのうちの誰かが著作したと考えられているが、謎に包まれており、特定できない。希伯来書(ヘブライ書)は、イエスの人生、死、復活が旧約聖書の土台の上に立ち、旧約聖書を成就していることをテーマとしているもので、ヘブライ(ヘブル)人への手紙ともいわれる。その目的は、旧約聖書の伝統と新約聖書の教義をつなぐことにあった。

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