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新約聖書約翰黙示録(ヨハネの黙示録)
書名 | 新約聖書約翰黙示録(ヨハネの黙示録) |
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出版者名 | 翻訳委員社中 米國聖書會社 |
出版年 | 1880(明治13)年 |
配架場所 | 上ケ原特別文庫 |
請求記号 | 080:S-4390 |
明治時代に出版された日本語訳聖書の中には、海外の聖書会社が発行したものが多く見られる。1876(明治9)年には米国聖書会社(ABS)、大英国聖書会社(BFBS)が横浜支社を開設した。この聖書は、米国聖書会社が1880(明治13)年に横浜で発行したものである。
ヨハネの黙示録は新約聖書の最後に配された書であり、新約聖書の中で唯一預言書としての性格をもつ書である。「黙示録」とは、ギリシャ語のアポカリュプシス(解明、啓示)を語源とし、神自身から与えられた幻想と言葉によって、信徒に事実の隠された意味を明らかにすることを目的としたものである。また、この書は古代キリスト教の小アジアにおける七つの主要教会に宛てた書簡という形をとっている。著者は自らをヨハネと名乗り、終末に起こるであろう出来事を新たに啓示したのである。